本当に便利な旅程帳アプリはどれなのか、本気で調べてみた

本当に便利な旅程帳アプリはどれなのか、本気で調べてみた

はじめに

特に海外旅行に行く時、何時の飛行機・電車・バスに乗って、どのホテルに泊まるのかという旅程をしっかり管理したくなる。日本国内なら多少乗り換えをミスしたところで大して危険でも無いが、個人手配海外旅行でしかも一人の場合、ホテルにたどり着けないような事態は何としてでも避けたい。

こんな思いから、2020/02現在にiphoneで使用できる旅程管理アプリの中でベストなものは何なのか、調査することにした。

調査対象アプリ(App Storeでのレビュー数:評価)

  • TripIt(1082:4.6)
  • KAYAK(1440:4.6)
  • TripCase(24:2.9)
  • CheckMyTrip(586:4.5)
  • Tabiori(17000:4.4)
  • Funliday(38:3.4)

アプリを評価する際の尺度としては、アバウトに以下を設定した。

  • 情報の集約が簡単であること
  • UIが優れていること

写真共有機能や他人の旅程を見られる機能など、SNS寄りな機能については評価しないこととした。

tl;dr

結論としては、TripItが最強。Gmailとの自動連携やホテル名からの情報自動取得ができたり、空港の地図やホテル周辺の治安情報が見られるなどとにかく機能が豊富。

レビュー

TripIt

個人的にはイチオシ。

良いところ

Gmailからフライト・ホテル情報を自動で取り込んでくれる

同様の機能はKAYAKにもあるのだが、Gmailとの連携からアプリ反映までの速度が圧倒的にTripItの方が早く、かつ便利だった。

KAYAKはGmailから自分でメールをKAYAK宛に転送しないとアプリに反映されず、メールを転送してからアプリに反映されるまでに5~10分を要したが、TripItは自分でメールを転送しなくてもGmailと連携させてから1分程度でアプリに反映された。

・ホテルの住所や電話番号の情報を自動で取得してくれる

ホテル名を一部入力すると候補が表示され、候補内からホテルを選択すると自動で住所や電話番号、webサイトのURLが入力され、各項目をタップすることでgoogle mapを開いたり電話をかけたり出来る。

・ホテルの周辺情報や経路情報が見られる

ホテル周辺の治安の目安を見れるという、恐らくTripItにしか無い機能がある。
治安が悪ければ歩きではなくタクシーやUberに乗るなどの対応ができるので嬉しい。
治安が悪い地区を避けて通るルートの提案をしてくれたら神だが、そこまではしてくれない。
ホテル周辺のATMやレストランをさっと検索できたり、ホテルまでの目安時間と移動手段ごとの料金一覧もサクッと出してくれる。

・空港の地図を見られる

旅程にある空港内の地図を表示できる。

悪いところ

持ち物リスト作成機能は無い。

総評

Gmailからの情報自動取り込み・ホテル名からの住所の自動取り込みなど、いちいち自分で調べて打ち込まなくても大抵の情報が自動で取得できるのが最高。
ホテルへの経路探索をササッとできるのも嬉しい。

UIも綺麗で見やすく、無料なのに機能が豊富。余計な広告も無い。おすすめ。

KAYAK

良いところ

・Gmailからのフライト・ホテル情報取り込み機能
・ホテルの住所や電話番号の情報を自動で取得してくれる

TripItと比較してややアプリへの反映が遅かったり、自分でメールを転送しなければならなかったりするが、自動で反映してくれるのはありがたい。

・KAYAKアプリ内からホテルや航空券を予約できる

旅行にまつわる予約を全てKAYAK内で完結出来る。

悪いところ

・フライトの予定なのか宿泊の予定なのかがわかりにくい

TripItのようなアイコンが無いため、パッと見での視認性が良くない。

総評

Gmail連携機能があるのは強力だが反映が遅い。またUIがやや見づらく、機能数がTripItに劣る。これを使うならTripItを使えば良い気がする。

TripCase

良いところ

・シンプルなUI

悪いところ

・Gmailと自動連携はしてくれないので、予約完了メールを自分で転送する必要がある

・更に、自分で転送しても旅程に反映されない場合が多い。今回、日本でメジャーなエアトリと、世界的にメジャーなTrip.comで航空券を予約したのだが、そのどちらもメールを転送しても旅程に反映されなかった。日本語にはあまり対応できていないのだろうか。

・ホテルや駅の名前から自動で情報を取得してくれない。

総評

日本人が使おうとすると、うまくチケット予約メールの内容が反映されなかったりして使いづらい。全体的に簡素な作りで、特にこれを採用する積極的な理由はないと思う。

CheckMyTrip

良いところ

・UIがオシャレ

・ホテル名から住所等の情報を自動取得してくれ、ホテル周辺のレストラン等をアプリ内から検索できる

悪いところ

・メールで旅程確認書を送ってもアプリに反映されない(エアトリ、Trip.comからの予約確認書には非対応)

・チケット予約番号から旅程を追加しようとしても、対応している航空会社としていない会社がある

・旅程一覧でホテル宿泊の予定なのかフライトの予定なのかがわからない

総評

UIが綺麗で、情報を自動取得してくれるのは良い。が、機能的にはTripItの下位互換になってしまっている。

Tabiori

良いところ

・全体的にポップな雰囲気のUIで可愛らしい。女性がメインターゲットなのだろうか。

・写真の共有に力を入れていて、観光地ごとにフォルダを切って旅行参加者間で共有できる。

・持ち物リストを作成できる。

悪いところ

・基本的に全て手入力。メール転送での情報取得機能も無し。フライトの予定、ホテルの名前や住所も全部自分で調べて入力する必要がある。

総評

全体的に、情報を見やすく管理するというよりは旅行参加者間での写真や持ち物リスト、旅程の共有といった、SNSチックな機能を重視しているアプリの模様。
情報を逐一手打ちするのはかなり手間だが、そういった手間も含めて楽しめるグループ旅行に向いていそう。

Funliday

フライトや移動手段、ホテルの管理を目的とするアプリではなく、もっとローカルな粒度でどこに行くかを管理するためのアプリの模様。

若干ゴチャゴチャしている気もするが、UIは見やすい。観光地をドラッグ&ドロップで上下に移動させられるのは便利。

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