はじめに
本記事では、2021年4月~5月頃にかけて行った転職活動で転職ドラフトというサービスを使い、転職ドラフト経由で出会った企業に転職を決めた際の体験談を書いていきます。
実際どのくらい指名がもらえるのかや、他の転職サービスとの比較もしてみたいと思います。
※この記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。
キャンペーンに参加しているからと言って変に持ち上げて書くつもりは無いのですが、実際転職ドラフトというサービスには結構満足しているため、全体的に褒める内容が多いかも知れません。
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筆者の経歴
筆者の基本情報は以下のような感じです。
年齢:20代後半
職歴:新卒で大手SIer→数年後にベンチャーに転職(一回目の転職)→今回2回目の転職
経験業務:機械学習やデータサイエンス領域で2~3年の経験+webアプリも多少触れる
機械学習の経験があるという点は少し珍しい経歴かも知れませんが、特に強いエンジニアというわけでも無く、まだまだこれからの発展途上エンジニアです。
転職ドラフトに登録したきっかけ
転職ドラフトには前回転職時(大手SIer→ベンチャーへの転職)の際に登録しました。同時期に転職しようとしていた友人に誘われて一緒に登録し、レジュメを書きました。
最初にレジュメを書くまでは結構ハードルを感じていました。転職ドラフトの存在自体は友人に誘われる以前から広告などで知っていましたが、強いwebエンジニアの人が使うサービスというイメージだったため、SIerで新卒そこそこの自分が登録して指名なんてもらえるのかな?と思っていた覚えがあります。
結果的には初めてのドラフト参加で6社から指名を頂け、内3社とカジュアル面談し、1社の選考を受けました。その選考には落ちてしまい、この時の転職活動時は別の転職サービス経由で転職をしましたが、企業から続々と想定年収付きで指名が入るのが楽しく、次回転職活動時も利用したいなと思って転職活動を終了しました。
今回の転職のきっかけ
今回の転職活動開始のきっかけは、転職ドラフトのカムバックボーナスキャンペーンでした。転職ドラフト運営が指定する回のドラフトに参加するとAmazonギフト券がもらえるという内容で、諸事情から薄々転職を考えていたというのもあり、久々にドラフトに参加することにしました。
前回転職活動時から1年ほど経過していたため、この1年でやったことをレジュメに追記し、レジュメの再レビューを頂きました。転職ドラフトは初回参加時にレジュメの審査が必要な以外は特に再審査は無いのですが、自分の文章のわかりやすさや構成、長さに客観的な意見が欲しかったため再度レビューを頂くことにしました。
結果、少々構成を変更した方がわかりやすいというアドバイスを頂き、レジュメを修正してドラフトに臨みました。
今回の転職活動でもらった指名
ドラフトは連続して2回参加し、合計8社から指名を頂け、内5社とカジュアル面談を行い、2社の選考に進みました。
そのうちの1社から内定を頂け、今回の転職活動を終えました。
スカウトをもらってからの採用フローに関しては他の転職サービスと変わりはなく、カジュアル面談を行い、何回かの面接を行い、最後まで通れば内定、という形式でした。
レジュメの読み込み度合いに関しては面接の担当者次第で、特に転職ドラフト経由だからしっかりレジュメを読んでくれる、ということはなかったように思います。他の転職媒体経由でもしっかり読む人は読んでいるし、読んでいない人は読んでいない、という感じでした。会社によるとは思いますが、スカウトを打つ・打たないの判断は人事やスカウト外注業者が行っていることが多いと思うので、面接担当者がレジュメを読むのは面接前日が初めてになるのが現実的なところかなーと思います。
前回転職活動時から変わったこと
①提示年収の平均値が数十万円上がった
1年半ほど前に参加した、前回転職活動時に参加したドラフトの平均提示年収と比べ、今回参加したドラフトの平均提示年収が数十万円上がりました。
単純に一年半前よりは年次が上がっているのでこのくらいは誰でも上がるのかも知れませんが、この1年ほどで新たにできるようになったこともそれなりにあり、それをレジュメに追記して臨んだドラフトだったので、この1年の成長分をちゃんと評価してもらえたのかな?と嬉しく思いました。
②ドラフトが隔月開催から毎月開催になった
2020年ごろから毎月開催になったようです。前回転職活動時、今すぐドラフト参加したいけど次の開催まで一ヶ月以上ある...といった状況になったことがあったため、良い変更だなと思っています。
ただ、毎月連続して参加することは求職者にとってはあまり意味がないかも知れません。というのも、一ヶ月程度の間隔だと前回のドラフト時から参加企業の顔ぶれがあまり変わらず、自分に興味を示してくれる企業は最初の回で指名をくれるため、二回目の回で指名をくれる企業が少なくなるのです。
実際、今回の転職活動ではレジュメを変更せず連続して2回ドラフトに参加しましたが、一回目のドラフトでは7社から指名をもらったのに対し、二回目のドラフトでは1社のみの指名でした。
コロナ禍の中での転職活動
・企業の採用動向
特に2020年はコロナ禍真っ只中で、転職ドラフトでの指名数も減少していたようでしたが、2021年に入ってからはコロナ禍以前の水準にまで指名数が戻りつつあるようです。
実際、体感としても各種転職媒体でのスカウトが2月頃から増え始めた印象があり、コロナの転職に対する負の影響はもう殆ど無いと言って良い気がしました。
・面接
コロナ以前はカジュアル面談や面接は基本対面でしたが、今回の転職活動では全ての企業の採用ステップがオンラインで行われ、内定を頂いた企業にも一度もオフラインでは訪れていません。
全てのステップがオンラインで行えるので、仕事が忙しくても昼休みの時間を利用してカジュアル面談が可能ですし、求職者としてはかなり転職活動がやりやすかったです。面接の際も話すことのカンペをオンラインmtg画面の横に出しておくことができ、むしろオフラインの面接よりも緊張せずに受けられた気がします。
気をつける必要があったことは、webカメラが目線の位置に来るように調整したことくらいで、個人的にはコロナはプラスの影響を強く感じました。カメラ越しだから企業の人の人となりがわからない、などといったことは特に感じませんでした。(というか、オフラインで対面だったとしても、たった一時間ちょっとでは人の事なんて表面的なことしかわからないと思うので、オンラインでもオフラインでも無関係と思いました。)
他の転職サービスと比較して、転職ドラフトの良いところ
①提示年収や指名時の平均年収がカジュアル面談前にわかる
何だかんだ言ってもやはり年収は大事です。指名時の平均年収からはその企業の勢いやエンジニアに対する考え方が、提示年収からは自分への期待度がわかります。
転職ドラフトには90%ルールがあるので、仮に内定が出た場合に最低でも貰える金額がわかります。提示年収×0.9の金額でも行きたいと思った企業の面接だけ受けるといったことも可能で、転職活動を効率よく行うことができます。
②モダンな社風の参加企業が多い
これはかなり個人的な感想なのですが、他の転職媒体と比較して、エンジニアリングを重要視していたり、モダンな社風の会社が多いと感じます。筆者がスカウトを頂いた企業の中だと、むしろそうでない企業を探すほうが難しいくらいでした。
媒体によって求人を載せている企業に色があると感じていて、例えばビズリーチは固めの企業が多く、Findyは少し固め〜いかにもweb系といった社風の会社まで幅広く掲載されている印象です。
筆者は自由・エンジニアリングを重視している、といった社風の企業で働きたかったため、転職ドラフトはそういった意味でも効率よく転職活動ができる良い媒体だと感じました。
機械学習エンジニアとして転職ドラフトを使ってみての感想
・機械学習エンジニアの募集は少なめ?
転職ドラフトに限った話ではなく、業界全体としてそもそも機械学習エンジニアを募集する必要がある会社が少ないだけという可能性も大いにありますが、バックエンドやフロントエンドのエンジニアと比較すると、機械学習エンジニアを求めている企業が転職ドラフトの参加企業の中にはあまりいないような気がしました。
機械学習エンジニアとしての転職を望む場合、転職ドラフトだけでなくFindyなど他媒体を組み合わせた方が良い気はしました。(まぁこれはどのエンジニアでもそうすべきかも知れませんが....)
転職ドラフトへの要望
正直なところ特に転職ドラフトに対して不満はありません。
むしろ今回の転職では社風的に自分の嗜好に合っている企業からスカウトをもらえ、しかも事前に目安の年収もわかるということでかなり効率的に転職活動を行え、内定という結果も得られたので大変満足しています。
強いて要望を挙げるとするなら、各社の詳細ページにある、文化を一覧化している欄に、どんな文化が現状無いのかを示してほしいです。
例えば、自分にとって「副業OK」という文化が必須な場合、もしその企業が「副業OK」の文化を持っていない場合、何らかの形で教えて欲しいです。現状だと目視で自分にとって必須な文化の有無を検査するしかなかったので、この点だけ多少面倒でした。
まとめ
文中にも書きましたが、今回の転職活動は大変スピーディに行え、自分にとって魅力的な企業と出会うことができたので大変満足しています。ありがとう転職ドラフト!笑